12月16日、衆院選の投開票が行われ、
自由民主党の圧勝に終わった。
最高裁判所から選挙区の定数が違憲と指摘されたままの実施である。
それに加え、前回の民主党と言い、今回の自民党と言い、
得票率に比べて圧倒的に多数の議席を占めることができるという現在の制度は、
民意の反映という点でやはり改善しなければない問題点であろう。
それはさておき、私は日本弁護士政治連盟の常務理事として、
今回も連盟としての議員の推薦決定などに関与したのであるが、
一つうれしいのは、若手弁護士の議員が増えたことである。
弁護士新人議員は10名、
藤原 崇(自民党・岩手4区・東京弁護士会・63期)
井野敏郎(自民党・群馬2区・群馬弁護士会・59期)
今野智博(自民党・埼玉11区・東京弁護士会・58期)
門山宏哲(自民党・千葉1区・千葉県弁護士会・45期)
山下貴司(自民党・岡山2区・岡山弁護士会・44期)
宮崎政久(自民党・沖縄2区・沖縄弁護士会・47期)
国重 徹(公明党・大阪5区・大阪弁護士会・57期)
浜地雅一(公明党・比例九州・福岡県弁護士会・61期)
三谷英弘(みんな・東京5区・第二東京弁護士会・54期)
椎名 毅(みんな・神奈川9区・東京弁護士会・55期)
である。
早速ではあるが、1月17日の弁政連新年・当選祝賀会とは別に
弁護士新人議員を励ます意味で、1月に激励会を行うことになった。
課題山積の中、将来を見据える大きなリーダーも
この中から育っていくことに期待したい。