2011年10月26日

「朝から消火活動」

平成23年10月26日午前7時35分ころ、東京都杉並区清水1丁目「清水1丁目公園」前の路上に止めた紙資源回収用のトラックから出火しエンジン部分と周辺から火炎と黒煙が立ち上りました。

 私もたまたま散歩中でこの場面に遭遇しました。通りには2人から3人の通行人、「早く通報を」と、誰かが叫んだところ、携帯で119番通報をしようとしていた女性が、「ここの場所は?」私に尋ねたので、すぐに受話器を代わり、「杉並区清水1丁目に1丁目公園がありますが、その公園前で車が燃えています。」と説明しました。「けが人はありますか」と聞かれ、何もわからないので、一瞬戸惑いましたが、「わかりません。とにかく燃えています。」と答えて、電話を切りました。
 すぐ近くのお宅の奥さんも飛び出してきて、「うちに消火器あります」というので、すぐにその消火器を借りてトラックのエンジン部分に噴射しました。
 運転手と思しき人が付近でうろうろしていましたが、他にも2人ほど消火器を持って噴射しました。
 消火器はすぐに終了し、そのお宅から洗車用の水道にホースをつなぎ放水しました。火は下火になり、黒煙が立ち込めましたが、近くの人が公園側の縁石を指さし、そちらも燃えていますよというので、バケツに水を入れ、残り火のついた草花に水をかけました。
5分か10分経過したでしょうか。サイレンの音が聞こえ、消防車が3台到着しました。
 最後の鎮火活動と調査などが行われました。私も、若い警察官と消防士に事情を聴かれましたが、警察官に名前を聞かれたので茂昭の「茂」を説明するのに、『「草冠のシゲ」で、「吉田茂」や「長嶋茂雄」の「シゲ」です。』といったのですが、やや時間がかかり、すぐにはわからなかったようです。20代の警察官にとっては過去の人なのでしょうか。
家に帰って家内に話したら、『「TOKIO」の「城島茂」の「しげる」です、といえばわかるんじゃない。』といわれてしまいました。

なお、消火活動のさなかはさすがに写真を撮れず、一段落してからの現場の写真です。

そういえば、消火活動は生まれて二度目です。まだ事務所が「伊藤・松田法律事務所」であった頃、西新宿三晃ビル4階にいたのですが、隣の「小島屋」というビルから出火があり、ビルに備え付けの消火器を持って先頭に立って噴射した経験があります。私は消防士ではありませんが消防士と同じ「サムライ」のつく「弁護士」として、いつでも「紛争の火種」は消して歩きたいと思っております。

2011年10月26日
弁護士 伊藤 茂昭

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