弁護士不祥事が後を断ちません。
それらは単に懲戒事案のというにとどまらず、
多額の横領であり刑事事件として立件されています。
日弁連では会員の「預り金等の取り扱いに関する規程」の制定に続き、
不祥事の根絶のために、非行の原因を究明し、
指導、監督などの対策を検討する「弁護士職務の適正化に関する委員会」を立ち上げました。
6月3日にその第一回の委員会が開催され、
私も弁護士業務の改革に携わって来た立場からこの委員会に加わることになりました。
弁護士自治の根幹が問われている中で
きわめて重要な任務を帯びた委員会であることを十分心に刻んで、
全国から参加されている委員の方たちとともに議論に参加したいと考えています。