東京弁護士会任官委員会の委員を勤めています。

6月11日には第3回の委員会が開催されました。
司法制度改革で、弁護士から裁判官、検察官になる道が大きく開かれたのですが、
現実には希望者が少なく停滞しています。
日弁連は以前より法曹一元を目標と掲げて運動してきましたが、
再度その原点に立ち返り、この制度を今後どのように運用するか、
最高裁との協議も含め行う段階に来ているのではないかと感ずるところです。

また、この制度とは異なりますが、
裁判官・検察官の他職経験という制度もあります。
現職の裁判官、検察官が、裁判所、検察庁を離れ、
それ以外の職場で２年間経験を積む制度です。

私の所属するシティユーワ法律事務所でも、
今まで3名の裁判官、1名の検察官を受け入れました。
現在もお一人事務所で勤務中です。
この受け入れは、今後も継続していきたいと考えています。