日弁連の第18回弁護士業務改革シンポジウムが、
11月8日、神戸市で開催されました。
1985年に第1回が開催されて、今年は28年となります。
現在は2年に一度の開催ですが、
私は今から6年前に札幌市で開催された
2007年の第15回シンポジウムの実行委員長を務めました。
当時は3分科会にIT関係の特別のブースが別に設けられ、
4つのテーマで開催されましたが、
2年前の横浜では11分科会に増え、
今回もやや減少したとはいえ、7分科会で開催されました。
私は今回は1委員ですが、スポーツ分野の分科会に参加しました。
題して「スポーツ基本法と弁護士の役割
~体罰・セクハラ・スポーツ事故の防止 グッドガバナンスのために~」です。
昨今の新聞を賑わすニュースなどとも大いに連動しています。
女子柔道分野のアスリートやスポーツ仲裁機構の関係者、
高校野球指導者の方などパネリストの現場からの報告をもとにしたシンポは
大いに参考になりました。
弁護士業務が、新たな分野に拡大していく中での
きわめて重要な分野の一つであり、
そこでは法律家が果たさなければならない多くの役割があることを
改めて実感しました。