村越進候補が当選
2月7日、日本弁護士連合会会長選挙の投開票が行われた。
全国3万4693名の弁護士の代表、
52の単位会の連合の代表を選出する選挙である。
2年前は、最高得票者である現会長の山岸憲司候補が、
宇都宮健児候補と3回にわたる選挙の結果選出されたものの、
選挙戦が4月まで続き、新執行部の発足が大幅に遅れ
日弁連の業務執行に多大な影響を及ぼした。
それを機に、最高得票と3分の1となる17の単位会で
多数を獲得するという選挙規程の改正が検討されたが、
結局その改正ができぬまま、今回の選挙が行われることとなった。
幸いにも、投票数、獲得単位会の双方で
私が熱心に推した村越進候補が圧勝した。
得票数は村越進候補11772票対武内更一候補4169票で
歴代の選挙で初めて1万票を超え、
単位会も千葉県弁護士会を落としただけで51単位会で勝利した。
4月からの2年間、村越進新会長の下で、
日弁連は山積する課題に取り組むことになる。
なお、投票率は東京弁護士会で64%を記録したが、全体では46%。
結果からもわかるように勝敗が予測されたと言う点を考慮しても、
なお関心が高いとはいえなかったことは
弁護士自治の観点からも大きな問題である。
翌8日の土曜日は、大雪の中で選対事務所のメンバーを中心に
打ち上げ会が開催され私も出席したが、
その帰路がちょうど猛吹雪という感じであった。
もう1日この大雪が早かったら、投票率はさらに低かったに違いない。