東京弁護士会の中に、法友会という2800名の弁護士が所属する団体がある。
公称「政策団体」であるが、
日弁連や東弁の役員選挙では、全国の中心的な会派として活動をするし、
それを称して露骨に「派閥」と呼ぶ人もいる。
ただ私は、あまり派利派略で動くのは好まないし、
政策を中心に、親睦も含め、先輩が後輩を育て、
若手の面倒をみる機能を重視したいと常日頃から考えている。
そのような、親睦活動として、
毎年、ソフトボール大会や、ボウリング大会が行われている。
今年度のボウリング大会は、2月17日、高田の馬場のシチズンボウルで開催された。
他の競技と異なり、
老若男女が技量にかかわらず参加できるのが、ボウリングのいいところで、
私の所属する事務所でも、ずいぶん前から時々開催している。
誰でもできると言っても、本格的にやろうとすれば、それでなかなか奥が深く、
当日のレーンの状況について、
早い(ボウルが曲がりにくい)とか、遅い(ボウルが曲がりやすい)とか、
状況を読みながら、レーンの状況に適合してスコアを出すよう心がけることは、
今般冬季オリンピックで人気が爆発したカーリングほど複雑ではないにしろ、
少し共通する楽しさがあると感じている。
さて、1チーム4人、たぶん20チーム以上が参加した団体戦で
私が属する8部春秋会Aチームは、見事準優勝に輝いた。
今まで毎年、木戸口久義先生(21期)を最長老に、
私(32期)、中原俊明弁護士(39期)大箸郁夫弁護士(58期)と
かなり平均年齢の高いチームで毎年それなりに健闘してきたが、
今年は木戸口先生が不参加と言うことで、
急遽私と同じ事務所の市橋卓弁護士(65期)が
代わりのメンバーでチームを組むことになった。
活躍の原動力は、もちろん当日、個人戦で優勝した中原俊明ボウラーであるが、
他の3名もそこそこのスコアで全体の足を引っ張ることはなく、
何とか準優勝することができたという次第である。
法友会の石本哲敏事務総長から賞品の牛肉の目録をいただき4人で喜びを分かち合った。
来年また4人で優勝を狙いたい。
左から、法友会石本哲敏事務総長、伊藤、中原、大箸、市橋