昨年4月より、弁護士会の常勤職より開放され、この1年は事務所業務に多くの時間を割いてまいりました。お
受けした事件については、他の担当弁護士の協力を得ながら、方針を決定する最初の相談や会議にはできるだけ立ち会うことを心がけ、他の弁護士の担当事件も夜遅くともできるだけ目を通しています。事務所も今年10月にはもう少しで弁護士100人に届く規模になりますが、それはまたそれで大変なことで、事務所経営についても業務執行パートナーとして一定の時間を割いております。
一方、日本弁護士政治連盟の幹事長に就任し、地方回りも多くなってきました。秋からも週末の出張が増えます。
昨年からの日弁連の業務改革委員長としての委員会業務、業務改革シンポジウム実行委員長としてのシンポの準備も多忙な原因です。
こんな中で、それぞれの活動をこなしていくことができるようになったのには、パソコンの力が大きいですね。この6月、事務所のパソコンとは別に、自宅に事務所とだけ連動した新しいパソコンを備え、ノートパソコンも新しいものにしました(これは5月サンフランシスコでハード自身を壊してしまったことが契機ではありますが)。
このまだ使い慣れたとはいえぬPCをあらゆる出張に持参し、会議や懇親会の終了後、PCを開き事務所からのメール、依頼者と担当弁護士のやりとりのメール、会派や委員会のMLのやりとり、これらを読みながら、迷惑メールを削除し、必要なReだけは返信する。こんな作業を毎日繰り返しています。深夜すぐ1時間や2時間経過しますが、何とか業務・会務をこなしていくための必須の道具になってしまいました。これにさらに事務所に入った電話や伝言が秘書から私の携帯メールに電話番号と共に入信されワンタッチで架電できるようにしてあります。
I Tに使われる毎日と思われる方もおられると思いますが、合間に宝塚を観、そのデータもPCや携帯メールで電車の中でも取得する、余暇の利用にも役立てています。
そんな中、今年の6月からコープ東京の監事をお引き受けすることになり、生協法や食の安全の勉強もしております。
あとは上場会社の社外監査役も含め引き続きの活動です。
いろいろな場面でお会いする皆様がた、どうぞよろしくお願いします。
■■■■■■弁護士会関係の活動■■■■■■
●日本弁護士連合会
・弁護士業務改革委員会委員長
・弁護士業務改革シンポジウム実行委員長
・ 弁護士業務総合推進センター副本部長
弁護士業務関係の活動を、昨年に引き続き行っています。任期2年目に入り、今年は、私なりの課題を設定し、実現に向
けて動きたいと思っております。
業務改革シンポジウムは、今年10月5日札幌市で行われます。第一分科会は中小事務所の経営問題(新人の採用をテー
マのひとつとして)を扱います。第二分科会は、企業内弁護士や任期付き公務員など、弁護士の多面的な活動によるステッ
プアップについて、第三分科会は地方自治と弁護士業務です。
●日本弁護士政治連盟
6月、幹事長に就任しました。長年の間、副幹事長の1人として活動してきましたが、この6月、2期4年務められた久保井
一匡前理事長の退任により、本林徹元日弁連会長が理事長に就任したのを受け、その下で幹事長を引き受けたものです。
いっそうの組織の強化を図ると共に、日弁連の政策実現のための国会、政党との協議・理解のための活動を推進したい
と思います。
■■■■■■その他の活動■■■■■■
・中央大学法科大学院アドバイザリーボード
・財団法人東日本不動産流通機構監事
・不動産コンサルティング技能試験委員
・日本貿易機構契約審議会委員
・中小企業基盤整備機構 事業承継協議会理事
■■■■■■まったくの趣味的活動■■■■■■
すみれを後援するひまわりの会
(略称:すみれひまわり)会長