新潟県立高田高校の法曹の集まりの会合があります。
毎年、11月ころに秋に一度集まって懇親会を開催しています。
会の名前ですが、母校の校章は、この雪の結晶の六角形をデザインしたものであり、雪の美しい表現は、「六華」とか「雪華」とかいいます。
予断ですが、風の中に舞い落ちる雪のことを「風華」「風花」といいますし、15年位前の宝塚月組の娘役トップは、「風花舞」という美しい名前でした。
さて、法曹雪華会とは、まさにその名前のとおりの会ですが、温暖化の影響と、道路等の融雪設備が普及したこともあって、雁木に雪の映える街中の積雪の景色は懐かしい過去のものとなってしまいました。地方都市の例に漏れず、JR高田駅周辺の商店街は人通りも少なくさびしいとの話を聞きました。
一方、積雪の多かった時代を知らないロースクール出身の後輩を迎えて、最年長は旧制中学の80歳を迎えるという大先輩の松枝迪夫先生(写真中央)をはじめ、私の兄と高校からの同級生で弁護士会での私の後見役とでも言うべき泉信吾先生(その右隣)、民訴法学者の春日偉知郎(前列左から二人目)、同時期に事務次長として日弁連で活動した一木剛太郎先生(写真後列右から二人目)とともに、故郷のお話、それぞれの一年間の体験―出版のお話、トルクメニスタン旅行の体験談などなどに一夜の宴を楽しみました。
10月14日、高田高校2年生9名の事務所訪問を受けましたが(白い雲10月の記事にあります)、その中から弁護士になる後輩があとに続いてくれることを楽しみにしています。